理系大学生の独り言

日々を過ごしていて感じたこと,そしてそれを話したくてもなかなか話せない,こんな心の中の考えごとを綴っていこうと思っています.ほとんど自己満.

やりがいをとるか,金をとるか.

もっとわかりやすい言葉で説明しましょう.僕の場合それは,

”博士に進むか一般企業に就職するか”という話になります.

 

博士課程って,今の日本(日本に限った話でないのかも)ではマイナーな選択肢なのかもしれない.博士の人って,不安定で収入も少ない,そんなイメージがはびこっているのも事実.

 

でも,ここでひとつ訂正しておくと,博士=不安定,就職=安定なんていう考えは間違っているし,就職すれば安定なんて考えで社会に出る人は間違いなく滅びる.先輩の話を聞いて思うことです.社会に出たその先は,自分で切り開く力がない人は淘汰されていく,それだけ.切り開いていく過程で目標が比較的わかりやすく与えられているのが一般企業で,それを自分で見出すのが博士課程,それだけの違いであるというのが僕の見解です.

 

先日のセミナーを通じて,僕は博士課程に進むという選択肢は十分ありだなと思った.自分で壁を作ってそれを壊していく乗り越えていく.最高に生きがいのある人生だと思った.かっこよすぎでしょ.一番やりたいことなんじゃないの,それ.

 

ただここで僕が”将来は博士に進む”と断言できない理由は,他人から逸脱するのが怖い,ただその一点だと思う.日本人の悪しき風習のひとつだとは思っているんだけど,多数派の意見の濁流から逸脱することができない,単一民族の習慣が生んだ,鎖国文化の負の遺産ともいえる,そんな悪しき伝統が僕を苦しめている,といえばさすがにかっこをつけすぎか.笑 やはりこの辺は自分がゆとりだと感じている部分であるが,それもゆとりのせいにしていいのか甚だ疑わしい.

 

今の日本人に足りていないこと,社会の大まかな流れから逸脱すること,それを僕自身がものすごく問われているような気がする.

 

ただ,僕自身他人のやらないようなことを実行することを今まで嫌だと思わわなかったし,むしろ好きだったと思う.他人がやらなそうなことを常に考えて裏を取るような行動を好んでとっていたような,そんな気はする.

 

だから,僕は今もしかしたら天職に向き合えているチャンスなのかもしれない.天才ではないけれど,努力しただけ向き合える世界,他人がほとんど手を出さないような世界,少数派と珍しがられる人財.

 

ここまでわかっていながらも,そこに飛び込むのは今後の自分が決めると,決断を先延ばしにしてしまっている自分を少し恥ずかしくも思います.

 

とりあえず,修士で頑張れるだけ頑張ってみようか,話はそれからだ.こんな結論でまた決断を先延ばしにしてみようと思います.くそだけど許して.www

 

あぁ,飲み会で話し切れなかった話題をここで吐き溜めることができて嬉しい.これが匿名でブログをやる気持ちよさなのだと実感しました.笑